去年デジタル庁が今後のクラウド基盤にAWSとGCPを採用したと発表されました。様々な条件を満たしたクラウドサービスはこの2社だったということ。ここには国産クラウドは入っておらずとても残念です。
中央省庁だけでなく、各自治体にも採用が広がっていく可能性がある。海外のクラウドサービスを使用することでクラウドのデファクトスタンダードになり、より国産クラウドの参入余地がなくなってくることに、国内の技術力の衰退につながらなければよいと思います。
今まで家電、携帯、自動車(特にEV)分野でも圧倒的なコストパフォーマンスで海外勢にシェアを奪われていました。日本の製品は品質は良いが必要のない機能や行き過ぎた品質追求によって高価格になっており、競争力が落ちていると思われます。何事も顧客のニーズを正確に掴むことが重要です。改めて基本的なことを思い返しました。